冬になると何かと話題になるインフルエンザ。 多くの方が予防接種を受けますが、時には新型のインフルエンザが発見されることもあることや世界的に大流行する可能性が報告されるなど春が終わる頃までニュースには目が離せない状態が続きます。

インフルエンザを予防する方法としては予防接種だけではなく、日常のうがいや手洗いなどの基本的な対策も必要です。 ここではさらに効率的な方法として、高麗人参での予防効果を考えてみます。

インフルエンザはインフルエンザウィルスによる急性感染症の一種で、主に3つの感染ルートがあります。 一つ目は罹患者の粘液が他者の目、鼻、口から直接入るルート、二つ目は罹患者の咳、くしゃみ、唾の掃き出しによって発生した飛沫を他者が吸い込むルート、三つ目はウィルスが付着したものに接触した他の人の手を通じて口に入るルートです。

このような様々なルートから侵入してくるインフルエンザに感染しないようにするには根本から強い身体づくりが必要で、具体的には免疫力を高めておく必要があります。 この免疫力は主に白血球に依存します。

抗原となるウィルスが体内に侵入すると、そこにある細胞が侵入した情報を白血球の中にある細胞に伝えます。 その細胞が攻撃指令を出すことでウィルスを破壊するメカニズムが白血球による免疫作用と呼ばれるものです。

前述の通りインフルエンザの予防法としてはワクチンの接種がありますが、その効果は免疫力に比例します。 高麗人参には自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下した場合にその状態を回復させる作用があります。

また、免疫力の主体として活躍する白血球を増加させる効果もあるのです。 実際にマウスでの研究では、高麗人参の紅参を摂取していたマウスが鳥インフルエンザに感染した場合、摂取していないマウスに比べると生存率が飛躍的に向上した結果が得られています。

これは高麗人参によって免疫力が高められていた結果なのです。 予防接種の効果を高めるためには免疫力の向上が重要です。

日頃から免疫力を高めておくことはインフルエンザだけではなく、他の感染症に対しても強い身体になります。

このように日常から免疫力を高めるために、高麗人参を摂取しておくことは有効な手段だと言えます。 とはいえ、高麗人参だけに免疫力向上を期待するのではなく日頃からストレスを溜めないなど、生活習慣を見直すことも心がけましょう。